Netflix「ユニコーン・ストア」感想 「キャプテン・マーベル」コンビがNetflixに参戦!!

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ブリー・ラーソンとサミュエル・L・ジャクソン
今をときめく「キャプテン・マーベル」の主演2人がまさかのNetflixに参戦
しかもブリー・ラーソンの初監督作品
これは期待できる!!と言いたいところだが………………
IMDbの評価は稀に見る3.7/10という低スコア
まあ、初監督ということでやらかしちまったのかと、期待せずに見たのだが………………

かなり面白かった!!

個人的にはすごく気に入った
とにかく主演のブリー・ラーソンがチャーミング
サミュエル・L・ジャクソンも相変わらずパワフル
ファンタジー要素も荒唐無稽にならない絶妙なバランス
笑えるシーンも多い
90分でサクッと見れるのもいい
ただあくの強いストーリーなので、人を選ぶかも知れない
しかし、少なくともIMDbなどの低評価は全く賛同できない
「キャプテン・マーベル」の時のように、アンチがわざと低い点数をつけているのかも
実際、見てみると高得点をつけている人も多い
とりあえずブリー・ラーソンが好きなら、見て損はしないだろう


予告編

作品情報
作品名「ユニコーン・ストア」(原題Unicorn Store)
監督:ブリー・ラーソン
キャスト:ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョーン・キューザック、ブラッドリー・ウィットフォード
上映時間:91分
製作国:アメリカ(2017年)

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ざっくりあらすじ

子供の頃、ユニコーンを飼うことが夢だったキット。大人になった彼女に「ユニコーンを売ります」と言う男が現れるのだが………………

感想(ここからネタバレ)

劇場ではまだ「キャプテン・マーベル」が絶賛上映中
それなのに主役二人の新作がNetflixで見れるとは驚き

ユニコーンを飼う

子供の頃のキットの夢はユニコーンを飼うことだった
大人になったキットはアートの道を目指し、芸術学校に入った
そして、意気込んで作品を発表したのだが落第
学校を追放されて実家に帰ってきたキット
落胆して家にこもり、寝転んでテレビを見るだけの怠惰な日々を送っていた

両親の腫れ物に触るような態度が、妙に癇に障る
キットは意を決して人材派遣会社に応募
ある企業に派遣された
仕事はコピー係という単調なものだった
キットは毎日コピーをして過ごした

ある日、キットのところへ奇妙な案内状が届いた

”あなたの欲しいものを売ります”

最初は無視していたのだが、その案内状は何通も届いた
キットは好奇心に駆られ、その店を訪れた
そこは不思議な店だった
”セールスマン”と名乗る派手な格好の男は、キットをずっと待っていたと言う

「君の必要なものを売ろう。そうだ、ユニコーンを」

頭がいかれてると、キットは店を飛び出した
だが、どうしても脳裏から離れない
もしも、それが現実で本当にユニコーンが手に入るのだとしたら………………

結局、キットは店に舞い戻った
セールスマンが言うには、ユニコーンを売るには条件があるという

「君の本気を見せてもらおう」

その日からキットのユニコーンを手に入れるための悪戦苦闘の日々が始まった………………

登場人物

キット
芸術の道を目指していたが挫折
平凡な仕事に従事している
ユニコーンを売るという話にすっかり夢中になる
演じるのはブリー・ラーソン

代表作
「キャプテン・マーベル」
マーベル初の単独女性ヒーロー映画
全世界で大ヒット
記憶をめぐるミステリーとしても面白い
ブリー・ラーソンはサミュエル・L・ジャクソンと共演

いよいよ公開が来月に迫った「アベンジャーズ/エンドゲーム」 そして、その前に満を持して「キャプテン・マーベル」が公開 マーベル初の女性ヒ...

セールスマン
全てが謎の男
キットにユニコーンを売ることを持ち掛ける
演じるのはサミュエル・L・ジャクソン

ヴァージル
ホームセンターの店員
ユニコーンを手に入れようとするキットに振り回される
演じるのはママドゥ・アティエ

監督

ブリー・ラーソンの長編初監督となる本作
その腕前は全く未知数だったが、かなり才能を感じられた
役者の魅力を引き出す演出
そして、笑いのセンスは光るものがあった
この「ユニコーン・ストア」はへんてこな映画で、ストーリーに入り込めない人も出そうな題材だが、荒唐無稽すぎないように上手くバランスが取れていたと思う
これは2017年の作品だが、また彼女の新作を見てみたい

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主人公

この作品のブリー・ラーソンは魅力全開である

芸術の道に敗れ、落ち込む日々
このままじゃ駄目だと人材派遣会社へ
毎日、つまらない仕事でガッカリ
そんな中、ユニコーンが手に入るかも知れないと目を輝かせる

ブリー・ラーソンは等身大の主人公を生き生きと演じている
暴走したり、凹んだり、様々な表情を見せてくれる
「キャプテン・マーベル」の時よりも彼女の魅力は発揮されていると感じた

家族

キットの両親
最初は平凡でつまらない人たちという印象である
芸術家肌のキットとは似ても似つかない
家族仲は悪くないのだが、干渉しがちな両親にうんざりしているキット
だが、凡庸だと思っていた両親の印象が、終盤でガラリと変わる
そのシーンの演出は見事
ブリー・ラーソンの人物を描く的確さが感じられた
キットの両親を演じたのはブラッドリー・ウィットフォードジョーン・キューザックという実力派である

ユーモア

この作品でもっとも笑えたのは、キットが広告のプレゼンをする場面
それまでは平凡なアイディアしか出ず煮詰まっていたキット
しかし、ある瞬間にキットの目が覚める

自分らしくやればいいのだと!!

キットのやりすぎのプレゼンに爆笑
ブリー・ラーソンのはじけぶりが素晴らしかった
茫然としている重役たちの表情も面白い
それでいて妙に清々しい場面となっている

またユニコーンをめぐる両親との噛み合わない会話も面白かった

「わたしはユニコーンを飼うの!!」
「それって子犬とかじゃ駄目なの?」

この作品でのブリー・ラーソンのユーモアのセンスには感心した

ファンタジー

ユニコーンを手に入れるために奮闘する主人公
あまりに突拍子もない話でついていけない人も多いかも知れない

本作では露骨なファンタジー描写は少ない
極力、現実的に物語は進んでいく
見ているうちに観客も分からなくなってくる
これは現実なのか、それともキットの妄想なのか
本当にユニコーンなんて実在するのか?

友人のヴァージルに諭され、キットは自分が騙されていたのだと気づく

「もうユニコーンなんて信じない!!」

セールスマンからかかってきた電話に、そう言い放つキット

「分かりました。キャンセル待ちの女性がいるので、ユニコーンはそちらに譲ることにしましょう」

「(ヴァージルに)どうしよう!? キャンセル待ちがいるんだって!!」

ファンタジーなのに妙に現実的なのが面白い
この辺りのブリー・ラーソンのバランス感覚は見事

ユニコーンとは何だったのか?

ラストにユニコーンはキットにその姿を見せる
いったいユニコーンとは何だったのか?

誰も信じてくれない
馬鹿げた妄想
でも、心の奥底にしまっていた大切な夢

周囲が全て否定しても、自分はユニコーンを信じてやればいい
自己肯定
挫折を味わったキット
だが、ユニコーンを信じることで、キットは自分を信じられるようになった
誰もが心の中に、自分だけのユニコーンを持っている
そんなメッセージに感じた

まとめ

ブリー・ラーソンの初監督作品
とても瑞々しく、それでいて力みがなく、楽しめる作品に仕上がっていた
確かにへんてこな映画であるええーっ
でも、ラストはとても胸に刺さった
ブリー・ラーソン監督の2作目が楽しみだ


Unicorn Store (2017) on IMDb


Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/the_unicorn_store
allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=367847

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