【興行成績】なぜ「バッドボーイズ フォー・ライフ」は成功したのか?

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「ターミネーター ニュー・フェイト」「ヘルボーイ」「メン・イン・ブラック インターナショナル」「ランボー5 ラスト・ブラッド」「チャーリーズ・エンジェル」「ドクター・スリープ」
2019年は多くの続編、リブート作品が爆死した
共通しているのは前作から、長い年月が経っていること
そんな古いシリーズに、人々は関心を持っていないのだ

そして2020年早々、かつての人気シリーズの続編が登場した
「バッドボーイズ フォー・ライフ」

前作「バッドボーイズ2バッド」から、何と17年ぶりの続編である
また性懲りもなく
これも爆死に決まってる
公開前はそんなムードだった
ところが先に公開されたアメリカで、まさかの大ヒット!!
なぜ「バッドボーイズ フォー・ライフ」だけは成功したのか?

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作品解説

ウィル・スミスマーティン・ローレンス主演の人気シリーズ「バッドボーイズ」
その17年ぶりの続編が「バッドボーイズ フォー・ライフ」だ

マイアミ市警のマイク・ローリーとマーカス・バーネット
敏腕刑事だが、すぐにトラブルを起こす問題コンビだ
スタイリッシュなスーツ姿で、ポルシェを飛ばすマイク
対してマーカスは家庭第一で、そろそろ引退を考えていた
マイクはそんなマーカスを引き留めようとするが、彼の意思は固かった
次が最後の任務
2人はそう約束した
そんな時、マイクが何者かに命を狙われて………………

共演はヴァネッサ・ハジェンズ、アレクサンダー・ルドウィグ、ジョー・パントリアーノ
監督はシリーズの育ての親マイケル・ベイに代わって、「ギャングスタ」で注目を集めたベルギーの新鋭コンビ、アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー

ウィル・スミスとマーティン・ローレンス主演 「バッドボーイズ」シリーズ17年ぶりの続編 ところがそんなブランクを感じさせないほど、2人の...

オープニング成績

最近は人気シリーズの久々の続編がことごとく爆死
監督はマイケル・ベイではなく、これがハリウッド・デビューとなる新人
主役のウィル・スミスの前作「ジェミニマン」は爆死
「バッドボーイズ フォー・ライフ」は公開前、決して期待されていなかった
製作費も1億1000万ドルだった前作「バッドボーイズ2バッド」に比べて、9000万ドルと抑えられている
スタジオもそこまで期待はしていなかったのだろう

1月17日にアメリカで公開された「バッドボーイズ フォー・ライフ」は、月曜日の祝日を含む最初の4日間で興収7340万ドルで、「ドクター・ドリトル」を上回り1位だった
これは1月公開作品としては「アメリカン・スナイパー」に続いて歴代2位
ソニー・ピクチャーズが手掛けたR指定作品としては歴代1位である
4日間で4800万ドルという専門家の予想を、大きく上回った
ワールドワイドでは1億ドルを突破している

普通に考えれば爆死するはずだった「バッドボーイズ フォー・ライフ」
成功した理由は何なのか?

ウィル・スミス

「バッドボーイズ」「インデペンデンス・デイ」「メン・イン・ブラック」
ウィル・スミスは出る作品をことごとくヒットさせる稀有な大スターだった
ところがそんなウィル・スミスの人気も陰りが見え始めた

最近では「アラジン」が大ヒット
その次の「ジェミニマン」は爆死
作品を絶対にヒットさせるというかつての影響力はない

10月25日に日本で公開される「ジェミニマン」 主演は超売れっ子スターで「アラジン」でも特大ヒットを飛ばしたばかりのウィル・スミス 製作...

それでは「バッドボーイズ フォー・ライフ」はなぜ大ヒットしたのか?
最近のウィル・スミスの出演作を見てみると、ある共通点がある

「バッドボーイズ フォー・ライフ」「アラジン」「メン・イン・ブラック3」
明るくて、軽口を叩き、人間味がある
ウィル・スミスがそんなキャラを演じた時はヒットすることが多い
観客はそんなウィル・スミスが大好きなのだ

「ジェミニマン」「コンカッション」「アフター・アース」
シリアスで真面目な役を演じると微妙な成績
そんな役はデンゼル・ワシントンにでも任せておけばいい

観客が好きなのはやはり「バッドボーイズ」のマイクのようなウィル・スミスなのだろう

バディ

相棒であるマーティン・ローレンスの存在も重要だ
マイクとマーカス
観客はこのコンビの軽妙な掛け合いが見たかった

爆死した「ターミネーター ニュー・フェイト」はストーリーで見せる作品
対して「バッドボーイズ」はキャラクターで見せる作品だ
このコンビをもう一度見たい
そう思っている人々が多かったようだ
その場合、長い空白期間がプラスに働くこともある

冴えない成績だった「メン・イン・ブラック インターナショナル」
クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンのコンビを見て、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズに比べて物足りないと思った人は多かっただろう
もし「バッドボーイズ フォー・ライフ」で、マーティン・ローレンスが他の誰かに変更されていたら、これほどヒットしただろうか
オリジナルの2人を揃えた
そのことがファンに歓迎された理由の一つだろう

監督

シリーズの育ての親、マイケル・ベイは監督を降板
代わりに監督を引き受けたのは、「ギャングスタ」で注目を集めたベルギーの新鋭コンビ、アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー
この「バッドボーイズ フォー・ライフ」がなんとハリウッド・デビュー作である

ヒットメーカーのマイケル・ベイが降りて、新人が監督
このことは作品にとってマイナスになると思われた

ところが作品は大成功
この新人監督コンビは「バッドボーイズ」が大好き
1と2のそれぞれ、いいところを生かしたい
そして、何より重要なのは2人の友情を描くことだと理解していた
監督交代は今回いい方に転がったようだ
ちなみにこのコンビの次回作は「ビバリーヒルズ・コップ4」

公開時期

「バッドボーイズ フォー・ライフ」は1月17日にアメリカで公開された
1月は1年でもっとも客が入らない時期といわれている
この月に公開される作品はオスカー狙いか、スタジオに大して期待されていない作品が多い

だが、今回はそれが功を奏したようだ
12月に公開された話題作
「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」「ジュマンジ ネクスト・レベル」
これらの勢いも落ちてきている
不人気の1月は人気作もほとんど公開されない
強力なライバルがいなかった

社会現象にまでなった「アメリカン・スナイパー」のように、たとえ1月でも大ヒットを飛ばせるということを、「バッドボーイズ フォー・ライフ」は証明してみせた

レビュー

特筆すべきは作品の評価の高さである
シネマスコアは「A」
ロッテントマトの批評家支持率は76%、観客支持率にいたっては97%
アクション映画の3作目で、ここまで支持されることは珍しい
批評家もおおむね好意的

「とても楽しい」
「間違いなくエキサイティング」
「2人とも最高!!」
「こんなに面白いとは思わなかった」
「アクション満載で感動的」
「絶対に見る価値がある」
「このシリーズは時代を超越した」

これだけ評価が高いと、興味がなかった人でも見たくなってしまうだろう
もちろん口コミにも期待できる

まとめ

昔の人気シリーズの続編はたいていコケる
そんな既成概念を覆した
誰も予想していなかったまさかの大ヒット
安易な続編やリブート作は失敗する
しかし、きちんと作れば結果が出ることもあると証明されたようだ

ウィル・スミスとマーティン・ローレンス主演 「バッドボーイズ」シリーズ17年ぶりの続編 ところがそんなブランクを感じさせないほど、2人の...
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