Netflixオリジナル映画「ホンモノの気持ち」感想 リドリー・スコット製作のSFラブロマンス

ユアン・マクレガー、レア・セドゥ主演のSFラブロマンスである
予告編で重大なネタバレがあるので、本編を先に見ることをお勧め


予告編

作品情報
作品名「ホンモノの気持ち」(原題Zoe)
監督:ドレイク・ドレマス
キャスト:ユアン・マクレガー、レア・セドゥ、テオ・ジェームズ、ミランダ・オットー
上映時間:104分
製作国:アメリカ(2018年)

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ざっくりあらすじ

科学技術が発達し、シンセと呼ばれる人造人間が普及した社会。AIの研究所に勤める女性ゾーイは人工知能の技術者のコールに想いを寄せていた。その研究所ではコンピューターによるカップルの相性を測定するサービスを行っており、かなりの精度を誇っていた。コールとの相性が気になるゾーイ。こっそりデータをインプットして二人の相性を測定してみるが、出た数字は0%だった………………

感想(ここからネタバレ)

あのリドリー・スコットがNetflixでSFラブロマンスを製作
しかも主演はユアン・マクレガー
どんな壮大な話かと思ったら、意外と小ぢんまりとしたラブストーリーだった

ゾーイ

人工知能の研究所に勤めるゾーイは技術者のコールに絶賛片思い中
だがコールは分かれた奥さんのことをいまだに引きずっていた
コールのことが好きなゾーイは思い余って、二人の相性を会社のコンピューターで測定してみる
そこで出る数値は90%以上の精度を誇るといわれていた
固唾をのんで結果を待つゾーイ
だが、出た数値は相性0%だった

絶望するが、コールのことを諦めきれないゾーイ
ついには彼に想いを告白する
顔色の変わったコールはゾーイに告げた

「君は人間じゃないんだ。シンセ(人造人間)なんだよ。まさか、こんなことになるなんて………………」

普通の男女のラブストーリーとして映画を見ていた僕は、普通にびっくり!!
この子、人間じゃないのかよっ!?
本編鑑賞後に予告編を見てみたら、思い切りネタバレしていた
せっかくのサプライズがもったいないと思うんだが………………

とにかくヒロインが人間じゃないということが発覚した時点で、物語は180度姿を変える

シンセ

この作品における人造人間は「シンセ」と呼ばれている
主人公のコールはシンセの開発者で、ゾーイを造った張本人である
コールはシンセを道具ではなく、人々に寄りそうパートナーとして大切に造っている

かつての映画に出てきた人造人間は、人間に危害を加えるものが多かった

「アイ,ロボット」

ウィル・スミス主演のSFアクション
ロボットは殺人を犯すのか?

「エクス・マキナ」

その感情は本物なのか? プログラムなのか?
戦慄のSFサスペンス

「エイリアン コヴェナント」

マイケル・ファスベンダーが悪意のあるアンドロイドを演じる
リドリー・スコット監督作品

「エイリアン コヴェナント」の感想はこちら

これらの作品のように人造人間は、いつ人間に敵意を向けるか分からない得体の知れない存在として描かれることが多かった
しかし、この「ホンモノの気持ち」では人間を決して裏切らない愛すべきパートナーとして描かれている
リドリー・スコット製作なのに(別にいいだろ!!

ゾーイがコールに向けるひたむきな愛情は、人間以上に純粋である
だが、自分がシンセだと知ったゾーイは、その愛情が本物なのかプログラムなのか苦悩することとなる

キャスト

ユアン・マクレガー
ゾーイを製造したAI技術者のコールを演じる
いい人を演じさせたらハリウッド1のユアン・マクレガー
この作品でも誠実な人柄で、ゾーイへの愛情とそれに躊躇してしまう自分の狭間で苦悩する

代表作品

「ムーラン・ルージュ」
この映画、大好き!
かつては歌手を目指していたというだけあって、ユアンの歌声は素晴らしかった

レア・セドゥ
コールをひたむきに愛するシンセのゾーイを演じる
恋に悩む姿がいじらしい
どこかで見たことのある顔だと思ったら「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」の女殺し屋だった

テオ・ジェームズ
コールが新しく造ったイケメンのシンセ、アッシュを演じる
ゾーイのことを愛し、シンセは人間にはなれないと諭す

出演作品

「すべての終わり/How It Ends」
これもNetflixオリジナル映画
世界に異変が起きた中で、恋人のところに帰ろうとする主人公を演じる

「すべての終わり/How It Ends」の感想はこちら

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人造人間との愛

自分が人間ではなく、数か月前に誕生したばかりで、それまでの記憶は植え付けられたものだと知り、ショックを受けるゾーイ
コールはそんなゾーイに心を痛め、精神的なケアをしようとする
共に過ごす時間が増える二人
ゾーイのコールへの想いは変わらず、ためらっていたコールもそれに応える
付き合うことになった二人
一緒に色々な場所へ行き、共に過ごし、愛を確かめ合う
ゾーイは幸せの絶頂だった

そんな時に事件は起こる
ゾーイが車にはねられたのだ
幸いすぐに修理を施すことが出来た
だが、コールはゾーイの身体を修復して、改めて思い知った
ゾーイは人間ではないのだと
コールはゾーイを受け入れられなくなり、二人は別れる

ここまで映画は快調だった
ピュアな二人の恋を応援したくなった
しかし、ここから物語は迷走を始める

グダグダな展開

別れてもお互いのことを忘れられない二人
寂しさのあまり、恋愛感情を一時的に高める新種のドラッグに手を出す
そして、会ったばかりの相手と一時的な快楽を求める

このあたりの展開は正直うんざりした
今までが純愛路線だったのに、いきなりドラッグに溺れられても
しかも、無駄に長い
コールは一夜限りの相手に、ゾーイのことを未練たらしくグチグチ

どうせ最後に二人はよりを戻すんだろ
さっさとしろや!!

そんな感じで、見ていてかなりストレスがたまった

何だかんだあって最後はやっぱりよりを戻す二人
本当に二人は愛し合っているのは分かり切っているのだから、もっとさくっと仲直りして欲しかった
途中のドラッグ展開いらないだろ

まとめ

終盤、急に失速した惜しい作品
結局、問題は二人の気持ちだけだったので、うじうじ悩む姿にうんざり
いっそ二人の仲を引き裂く大きな障害でもあれば良かったのかもしれない
ただ、そこまでは楽しく見れた
特にヒロインが実は人造人間だったという展開は面白い
ゾーイがコールをひたすら愛する姿もけなげで良かった
興味がある人は見てみるといいだろう


Zoe (2018) on IMDb


rotten tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/zoe_2018
allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=364984#1

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