1. 「トイ・ストーリー4」
2. 「チャイルド・プレイ」
3. 「アラジン」
4. 「メン・イン・ブラック:インターナショナル」
5. 「ペット2」
6. 「ロケットマン」
7. 「ジョン・ウィック:パラベラム」
8. 「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」
9. 「X-MEN:ダーク・フェニックス」
10. 「シャフト」
週末の全米興行成績はディズニーとピクサーの人気シリーズ最新作「トイ・ストーリー4」が、1億1800万ドルという興収で首位デビューした
2019年にオープニング成績が1億ドルを超えたのは「アベンジャーズ エンドゲーム」(3億4710万ドル)、「キャプテン・マーベル」(1億5340万ドル)の2本のみ
「トイ・ストーリー4」は3本目の1億ドル越えとなった
それだけを見ると文句なしの結果である
しかし、ディズニーは1億4000万ドル、専門家は1億6,500万ドル前後の成績を予想していた
その予想をはるかに下回った
「メン・イン・ブラック インターナショナル」「ペット2」「X-MEN:ダーク・フェニックス」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」
人気シリーズの続編が次々と前作の興収を下回っている
「トイ・ストーリー4」もその流れに飲まれた形かも知れない
また「トイ・ストーリー3」がシリーズの完結編として申し分ない内容だったため、その続編を見ることに観客が慎重になっているという声もある
そういう厳しい声があるものの「トイ・ストーリー3」の1億1000万ドルを越えて、シリーズ最高のオープニングである
アニメ映画としても「インクレディブル・ファミリー」、「ファインディング・ドリー」、「シュレック3」に続いて歴代4位
十分に立派な成績だ
国際的には「トイ・ストーリー4」は北米以外で1億2,000万ドル
これは「インクレディブル・ファミリー」の成績を上回っている
ウッディたちの今の持ち主ボニーは、幼稚園の工作で作ったフォーキーを家に持って帰る
ボニーが大切にしているフォーキーを、ウッディは大切に見守ることを誓う
ところがある日、フォーキーが逃げ出してしまい………………
シネマスコアは「A]
ロッテントマトの批評家支持率は98%、観客支持率は95%と驚異的なハイスコア
ハートウォーミングで楽しく美しく、「トイ・ストーリー4」は完璧な出来だと評された
声の出演はトム・ハンクス、ティム・アレン、キアヌ・リーブス
数々のピクサー作品でストーリーボードを担当したジョシュ・クーリーが初監督
日本での公開は7月12日
2位も初登場でホラー「チャイルド・プレイ」
1400万ドルという物足りない数字だった
1998年の第1作「チャイルド・プレイ」から計7作が製作された人気シリーズのリブートである
数字としては残念な結果となったものの、製作費1000万ドルという低予算のため問題ないだろう
引っ越したばかりで友達のいないアンディは、母親から誕生日に人形をプレゼントされる
それは音声認識センサーやスマホと連動できるなど、最先端技術が内蔵されていた
人形をチャッキーと名付けて一緒に暮らし始めたアンディだったが、次第に周囲で異変が起きはじめて………………
シネマスコアは「C+」
ロッテントマトの批評家支持率は61%、観客支持率は64%
インターネットの時代に合わせて今風で、予想以上に怖くて面白い作品となっていると評された
出演はオーブリー・プラザ、ガブリエル・ベイトマン、ブライアン・タイリー・ヘンリー
チャッキーの声を演じるのはマーク・ハミル
監督はラース・クレブバーグ
日本での公開は7月19日
3位は「アラジン」で1220万ドル
世界で8億2000万ドルに達した
前週1位だった「メン・イン・ブラック:インターナショナル」は-64.2%で1,075万ドル
結局いいところのないまま興行を終えそうだ
ワールドワイドでは1億8200万ドル
残念ながら11位に初登場となったのは、リュック・ベッソン監督の「Anna」
わずか350万ドルの興収だった
リュック・ベッソンは複数の女性からセクシャル・ハラスメントで訴えられており、そのことが興行に影響したのではないかという声もある
家庭内で虐待されて育ったアンナは生きることに絶望していた
そんな時、KGBから声をかけられる
1年間の訓練ののち、彼女は暗殺者として働くようになった
そして、ファッションモデルとしてパリへ送られるが………………
シネマスコアは「B+」
ロッテントマトの批評家支持率は25%、観客支持率は81%
批評家からは不評だったが、観客は支持したようだ
主演は「ヴァレリアン」のサッシャ・ルス
共演にヘレン・ミレン、ルーク・エヴァンズ、キリアン・マーフィ
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