Netflix「きっと見つける」ネタバレ感想 犬好きなら号泣必至!!

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Netflixオリジナル映画
アパラチア山脈で行方不明になった愛犬を、飼い主の青年とその両親は必死に捜索するが…………

愛犬を探す家族のハートフルなドラマ
めちゃくちゃ泣けて、最後は暖かい気持ちになれる

愛犬のゴンカーが非常に愛らしい
主人公のフィールディングとの絆が微笑ましかった
だが、ゴンカーは定期的に薬を投与しないといけない持病を持っている
アパラチア山脈で行方不明になったゴンカー
必死に捜索するフィールディングと両親
その捜索は思いもよらぬ広がりを見せていき…………
実話を基にしたストーリー
主人公の父親をロブ・ロウが好演
親子の和解のドラマも見ごたえがあった
ゴンカーを親身になって探してくれる人々の暖かさに感動
しかし、タイムリミットは迫ってくる
犬好きなら号泣間違いなしの一作だ

予告編

Dog Gone | Official Trailer | Rob Lowe, Johnny Berchtold, Kimberly Williams-Paisley | Netflix

作品情報
作品名「きっと見つける」(原題Dog Gone)
監督:スティーヴン・ヘレク
キャスト:ロブ・ロウ、ジョニー・バーチトールド、キンバリー・ウィリアムズ=ペイズリー、ニック・パイン
上映時間:95分
製作国:アメリカ(2023年)

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ざっくりあらすじ

定期的に薬を投与しないと命に係わる持病を持った愛犬が、アパラチア山脈で行方不明になった。飼い主のフィールディングとその両親は、必死に捜索するが…………

感想(ここからネタバレ)

特に犬好きなわけじゃないが、普通に泣けた…………

捜索

フィールディング・マーシャルはバージニア大学の4年生
彼は恋人のクレアに振られたばかり
寂しさを紛らわすためか、フィールディングは急に犬を飼うと言いだした
友人のネイトは呆れ顔だった

2人は犬の保護施設へ向かった
そこでフィールディングは1匹の犬と運命的な出会いをする
フィールディングはその犬を連れ帰った

フィールディングはその犬を「ゴンカー」と名付けた
それから2人は常に一緒だった
もうゴンカーのいない生活は考えられない

卒業が迫っていた
友人たちは皆が就職が決まっている
ところがフィールディングはいまだに進路に悩んでいた

就職先が決まっていないフィールディングは、卒業式の後はゴンカーを連れて実家へ帰った
そんなフィールディングに父親のジョンは苦い顔をし、ゴンカーにも迷惑そうだった

親子3人とゴンカーの生活が始まった
フィールディングの両親がゴンカーに魅了されるのに、時間はかからなかった
今ではすっかりゴンカーは、マーシャル家の一員になっていた

ある日、ゴンカーの元気がなかった
フィールディングたちはゴンカーを獣医へ連れて行った
医師の話ではゴンカーは副腎不全であるアジソン病であり、30日に1度の投薬が必要とのことだった
それさえ守れば、健康に問題はない
大事にならなくて、フィールディングは安堵した

その日、フィールディングは久々に会った友人のネイトとアパラチア・トレイルへ向かった
ゴンカーも一緒だ
自然歩道を歩いていると、キツネが姿を見せた
ゴンカーは興奮して、キツネを追いかけて行った
それを2人は笑いながら見ていた

ところがいつまで経っても、ゴンカーは戻ってこなかった
真夜中まで山の中を探したが見つからない
やむを得ずフィールディングは家に戻り、両親に事情を説明した

投薬のタイムリミットまで、あと19日
それまでにゴンカーを見つけないと、命にかかわる
フィールディングと両親は手分けして、捜索に当たったが…………

作品解説

原作はポールズ・トゥートンギの「Dog Gone: A Lost Pet’s Extraordinary Journey and the Family Who Brought Him Home」

監督は「飛べないアヒル」や「陽のあたる教室」のスティーヴン・ヘレク
Netflix映画では「パリピ的アフターライフの始め方」があり、かなりの良作

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フィールディング・マーシャル

心優しいが気弱な青年
やりたいことが見つからなくて悩んでいる
父親との関係はギクシャクしている
保護施設で犬のゴンカーと出会い、強い絆を結ぶが…………

体調不良を押し切って、ゴンカーを探すフィールディング
その強い絆に感動
演じるのはジョニー・バーチトールド

ジョン・マーシャル

フィールディングの父親
有能で仕事ができる
大学を卒業しても実家でぶらぶらしているフィールディングのことを心配している
最初はゴンカーを鬱陶しがっていたが…………

息子のことが理解できずに苦悩する父親を、「アウトサイダー」「ホテル・ニューハンプシャー」などのロブ・ロウが演じている
Netflix映画では「ホリデイ・イン・ザ・ワイルド」に出演

傷心のヒロインが、アフリカで魅力的な男性と本当の自分に出会う……………… 心暖まるロマコメ アフリカに来て蘇ったように生き生きとしだすク...

ジニー・マーシャル

フィールディングの母親
機械音痴
昔、飼っていた犬オジを死なせてしまったことが、トラウマになっていたが…………

演じるのは「花嫁のパパ」のキンバリー・ウィリアムズ=ペイズリー
Netflix映画では「クリスマス・クロニクル」に出演

笑いあり、感動あり、スペクタクルありのファミリー・ムービー これは面白い 子供から大人まで楽しめる 純正のNetflixオリジナル映画...

犬映画

「僕のワンダフル・ライフ」「HACHI 約束の犬」「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」「ベートーベン」

犬が題材の映画は多い
Netflix映画では「レスキュードッグ・ルビー」が、なかなかの良作だった

Netflixオリジナル映画 実話を基にした作品である 警察犬部隊に入ることを夢見る警官のダンは、賢いがやんちゃな犬ルビーと出会い………...

「きっと見つける」のエンドロールではキャストやスタッフが愛犬と写っている写真が、延々と流れて微笑ましかった
本当に犬好きが集まって作られた映画なのだろう

人の輪

チラシ配り
SNS
各地の警察署や保護施設への連絡

ゴンカーがいなくなって、マーシャル家は八方手を尽くして捜索する
その必死な姿は胸を打った

驚いたのは人々の反応
犬を探していると伝えると、誰もが協力的になる
ついにはマスコミにまで取り上げられ、ゴンカーのことは全米に広まる
これが実話だというのだから驚異的だ
人々の善意に暖かい気持ちになった

親子

大学を卒業しても就職せず、実家にいるフィールディング
勤勉な父親のジョンには理解できない
そしてフィールディングは、父親は自分を恥じていると感じていた

ギクシャクしていた親子
しかし、ゴンカーを探すため一緒に行動しているうちに、お互いを少しずつ理解していく
ジョンはフィールディングに伝える

「その優しいところ、愛する者のために足を血まみれにして探すお前を誇りに思っている」

ゴンカーの捜索と並行して描かれる親子の和解のドラマも見ごたえがあった

愛犬という存在

就職の決まらない自分を、友人も親も可哀想な目で見た
でもゴンカーだけは、ありのままの自分を愛してくれた
フィールディングにとってゴンカーとは、そういう存在だった

数百人の人々が、ゴンカーを探してくれているが見つからない
迫るタイムリミット
悪化するフィールディングの体調

話の流れ的に見つかると分かっていても、ハラハラさせてくれた
最後に駆けてくるゴンカーの姿は感動的だった

まとめ

愛犬を探すドラマ
これが実話だというのだから驚き
結末は予想がついても感動させてくれる
犬好きなら大いに満足を得られるだろう

Dog Gone (2023) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/dog_gone
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/386221

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