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【海外の反応】「銀河鉄道999 (劇場版)」の評価は!?

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「銀河鉄道999」はアメリカでは、1981年8月8日に初公開された

日本での公開は1979年8月4日

 

松本零士の同名コミックを原作とする名作SFアニメ「銀河鉄道999」の劇場版第1作
TVシリーズとはキャラクターデザインは変更された
1979年の邦画の興行成績で1位を記録
ゴダイゴの歌う主題歌も大ヒットした

 

原作コミックの「アンドロメダ編」を再構成した完全新作
未来の地球でスラムに住む少年・星野鉄郎は、機械の体を無料でくれるというアンドロメダ星に行くことを夢見ていたが、メーテルという謎めいた美女と出会い…………

 

「銀河鉄道999」初の劇場アニメ
果たして海外ではどういう評価をされているのか?

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「銀河鉄道999」

遠い未来の地球、富裕層は高価な機械の体を手に入れ、永遠の生を謳歌していた
一方、貧しい人々は機械化人から迫害を受けていた

 

スラム街に住む貧しい少年・星野鉄郎は、機械の体を無料でくれるというアンドロメダ星に行くことを夢見ていた
鉄郎の母は、鉄郎が幼いころ“機械伯爵”の人間狩りに遭い殺された
機械の体を手に入れ、機械伯爵に復讐をすることが、鉄郎の生きる目的だった

 

ある日、鉄郎はアンドロメダ星行きの銀河超特急999号のパスをくれるという謎の美女”メーテル”と出会う
彼女の条件は、一緒に旅をすることだった
同意した鉄郎はメーテルと共に、999号に乗り込んだが…………

 

原作は松本零士の「銀河鉄道999」

 

星野鉄郎を演じるのは野沢雅子
メーテルは池田昌子
車掌は肝付兼太
ハーロックは井上真樹夫
エメラルダスは田島令子
トチローは富山敬
作画監督は小松原一男
監督はりんたろう

 

 

 

 

海外の評価

アメリカでは「GALAXY EXPRESS 999」というタイトルで公開された


現時点でのIMDbのスコアは7.4/10
ロッテントマトの観客支持率は91%となっている

 

 

 

 

メディアの評価

THEM Anime Reviews

私は松本零士の作品を見たことがありません
銀河鉄道999には松本の他の作品のキャラクターが多く登場するため戸惑いましたが、人間関係が理解できなくて困るということはありませんでした
もっと松本零士作品に詳しければ理解も深まったでしょうが、一般的な視聴者が見るのに支障はないと思います
これは復讐に取りつかれた若い鉄郎の少年時代から大人になるまでの旅の物語です
その旅で鉄郎は、多くの人々(ハーロック、エメラルダス、トチローなど)と出会います
この作品は古典的なスペースオペラであり、今となっては古めかしい
けれど、最近のアニメに慣れていると、逆に新鮮でもありました
アニメーションは驚くほど素晴らしいわけではありませんが、数十年前のタイトルとして考えると優れています
結論として、私は銀河鉄道999にかなり夢中になりました
部分的にゆっくりしたペースのやや長い映画にもかかわらず、時計を確認することはありませんでした
機関車のような宇宙船になじめない人、壮大な冒険やヒーローがやりすぎに感じる人は、もっと評価が低くなるかも知れません
逆に松本零士作品になじみのある人なら、大いに楽しめるでしょう
4/5

 

 

OpusZine.us

この映画は大人の鑑賞に堪えうる名作として多くの人々の支持を集めていますが、残念ながら私には物足りない作品でした
確かに銀河鉄道999には壮大な雰囲気があります
しかし、アニメーションは最近のアニメに比べるとかなり貧弱で、キャラクターデザインは時々ひどいです
ストーリーは次第に複雑になっていき、最終的には全てが混乱します
松本の他のタイトルの有名なキャラクター(ハーロックやエメラルダス)の登場も、単にプロットの穴埋めのように見えました
鉄郎の成長も十分に描けていません
結果的に私は映画の品質に失望し、だまされたような気分になりました
もっと映画の主題を正当に表現した、ちゃんとしたリメイクを見たいと思っています

 

 

 

Silver Emulsion Film Reviews

70年代のアニメについて私が知っている数少ないことの1つは、アニメーションの品質が全体的に酷いということです
この銀河鉄道999も例外ではありません
これは、おそらくアメリカのレイ・ブラッドベリに相当する、日本のSF界の最も偉大な1人である松本零士の作品でもあります
米国ではスターブレイザーズ(宇宙戦艦ヤマト)で知られています
銀河鉄道999を見て松本が、なぜ日本であれほど多くのファンを獲得しているのかが分かりました
機械伯爵への復讐に燃える鉄郎は、殺された母親によく似た謎の美女メーテルと出会います
鉄郎とメーテルのドラマはとてもよく出来ていて、この映画の最大の見どころです
逆にキャプテン・ハーロックやクイーン・エメラルダスの登場は、芸能人のゲスト出演のような違和感を感じました
銀河鉄道999はTVシリーズに非常に適した作品ですが、少し展開が早いとはいえ、映画もかなりよく出来ています
りんたろう監督の最高傑作の1つかも知れません
この作品には魅力的なストーリー、クールなスタイル、素晴らしいキャラクターがあります
アニメーションの質は低いが、時間をかける価値のある堅実な作品です

 

 

 

 

観客のレビュー

「私はアニメファンではありませんが、この映画を高く評価しています。これは海賊や宇宙列車が絡む、ほろ苦くて痛ましいほど強烈な青春物語です。この映画の全てが素晴らしい」

 

「東映アニメーションと才能ある映画製作者によるスペクタクルの傑作」

 

「シンプルだが人間とは何かを深く考えさせられるアニメ。アニメファンにも初心者にもお勧めします」

 

「それは星の海への旅です。ドラマチックなSFとして見事な出来栄えで、アニメーションは細部まで高品質に描かれています」

 

「素晴らしい作品です。私はこれでキャプテン・ハーロックを知りました」

 

「最近のアニメとは全くの別物で、間違いなく見る価値のある映画です。こんな作品が少なくなり、すっかりアニメを見なくなりました」

 

「子供の頃に見た中で、最高の映画の1つ。音楽も素晴らしかったです」

 

「これはアニメーションとストーリーテリングの傑作であり、幸福への安易な道がいかに空虚であるかを示しています。まさに当代最高のスペースオペラです」

 

「正直、古めかしさは否めない。あなたが筋金入りのアニメファンなら、一度ぐらいは見てもいいでしょう」

 

「最高のオールドアニメ。銀河鉄道999は70年代に放送され、非常に人気のあった日本のアニメシリーズですが、イギリスでは全く放送されませんでした。この映画は113のエピソードから成る壮大な物語を、2時間に圧縮しており、訪れる惑星も4つだけです。それでも素晴らしいストーリー、魅力的なキャラクター、見事な音楽など、壮大なアニメに求めるものが全て、ここにはあります。強くお勧めします」

 

「あまりに短すぎます。TVシリーズの方がいい」

 

「ロマンス、復讐、友情、信頼、裏切りの素晴らしい物語。必見の名作です」

 

「松本零士の最高傑作が長編映画化。エレガントなキャラクターデザインと美しいアニメーションで、本当に気に入っています。アニメファンは必見です」

 

「原作の方が映画より優れています」

 

「松本零士氏の最高傑作のひとつは『銀河鉄道999』だが、アメリカでは知られていないのが残念。私がこの作品を知ったのは12歳くらいの時で、外国語チャンネルでした。キャラクターデザインでヤマトの作者によるものだと分かり、英語字幕はありませんでしたが、とにかく見ました。それから長い年月の後、ようやくアメリカでDVDがリリースされ、正確な内容を知ることができました。やはり素晴らしい作品で、見るたびに涙があふれてきます」

 

「壮大でロマンチック。そして驚くほど美しい。B級SFかと思ったら、芸術作品でした」

 

「当時としては革新的なビジュアルで、人間対機械を描いた不朽の名作アニメです。それにハーロックが嫌いな人はいますか?」

 

「松本零士のアートは相変わらず美しく、映画全体により詩的な雰囲気を与えています」

 

「テレビシリーズは長すぎて見たことはありませんでしたが、この映画は大好きでした。私にとっては完璧な作品です」

 

「初めて見たのが5歳の時、映画館ででした。とても印象に残っています。ゴダイゴの音楽が、映画全体にインスピレーションを与えていました。いつか子供にも見せたいです」

 

「人類が生み出した中で、もっとも偉大な物語のひとつ。不死を求めて旅をしながら、人生について学ぶ、少年が大人になる物語。松本零士の最高傑作です」

 

「銀河鉄道999は1979年の作品ですが、今でも私の一番好きなアニメ映画です」

 

「初めて見たアニメ。大好きです」

 

「素晴らしいクラシック・アニメ。ヤマトが好きなら、これも気に入るでしょう。良い意味で70年代のアニメの雰囲気があります」

 

「私の昔からのお気に入りの1つですが、銀河鉄道999は原作やTVシリーズに比べると、映画には適していません。あまりに物語が性急すぎます。しかし、活気に満ちた音楽は素晴らしく、人生の悲しみと生きる喜びを扱うテーマは依然として輝きを放っています」

 

「私は4歳の時に兄から見せられて以来、この映画がずっと大好きです」

 

「松本零士はおそらくSFをオペラ形式で描ける世界で唯一の人物だろう。ビジュアルは非常に神秘的で、全てが芸術的だ」

 

「この映画は私がアニメに興味を持ったきっかけです」

 

「松本零士は70年代の一時期、アニメとマンガのスタークリエイターでした。銀河鉄道999はメカが主役の空虚なスリル満点のアニメではなく、現実の人々の悩みや感情を強烈にフィーチャーした正真正銘のSFドラマです。若い人には古めかしく思えるかも知れませんが、最後まで999に乗れば満足できるはずです」

 

「私はアニメファンではありませんが、唯一何度も見たいと思うアニメ映画はこの作品です。SFとは何なのかを理解している人は、誰でもこの映画を見るべきです」

 

「14歳くらいの時、何となくテレビを見ていたら、この映画が始まった。アニメはほとんど見たことがなかったのですが、テレビの前から立ち去ることができませんでした。そして、最後の方は泣きそうになりました。とても魔法的で想像力豊かな映画です」

 

 

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コメント

  1. 匿名 より:

    公開後に日本政府主催で中国から大勢の小学生を招いて鑑賞会を
    やっていたような記憶があるけど、当時まだ自転車が贅沢品だった頃の
    中国から来た小学生たちは一体何を感じたのだろう?
    ニュースではあまり理解していないような模範解答をしていたが…

  2. 匿名 より:

    記事の最初の方の当惑した感想のように
    当時のアニメの文脈の中に置かないと何が賞賛されてるのかわからんよね。
    金田アクションとか絵が崩れたとしか思わんよね。
    ゲストキャラ出演は内輪にしか分からん話と思われてるだろう。

    でも自分的にはそびえ立つ傑作です。
    今みるとキツいけど。

    • 匿名 より:

      >金田アクションとか絵が崩れたとしか思わんよね。
      ああ、そういうことか!
      なるほどね言われると確かに。

  3. 匿名 より:

    劇場版1作目は予算もさほど潤沢ではないし
    現代の視点で見たらちょっと厳しいのはしょうがない
    金田アクションとかは、基本的に予算不足をカバーするテクニックだしね
    でも当時のアニメ界のコンテキストを踏まえたらやはり傑作

    対照的に、アンドロメダ終着駅の方はおそらく予算がアップしたらしく
    作画レベルは上がってるんだけど、作品そのものは完全な蛇足

  4. 匿名 より:

    鉄郎をイケメンにするなんてわかってねえな、と当時思ってた

  5. 匿名 より:

    幾つかのコメントにあったが、70年代のアニメーションの技術を今と比べるのはナンセンス
    当時の最高峰アニメーションであるのは間違いない
    ストーリーにも賛否はあるだろうが二時間にまとめるならあれでいいと思う
    ハーロックやエメラルダスは・・・まぁサービスですね(笑)

  6. 匿名 より:

    私は脚本家が主に学歴を理由に原作者をバカにしたのが未だに赦せていない。
    下劣且つ下品極まりない接待で脚本家を怒髪衝天させた東映側もあまりにもお粗末。
    で、名作とは?

    • WIN より:

       御指摘の事実を初めて知りました。
       原作に基づいて、脚本を書き、其れからアシストが作画して、製作会社がフイルムを編集、放送会社が放送する筈で、原作者が脚本家に直接依頼していなければ、何かと 宇宙戦艦ヤマト のようなトラブルもあるはずで、此方は制作者の 西崎義展 氏と裁判になったのは有名です。
       作者 松本晟 氏は他にもアルゼンチン海軍との間で エメラルダス を巡って裁判を起こされていました。
       海外での放送、放映は色々と問題が有るので、この業界、視聴率、興行収入ばかり考えて放送するから、最近のアニメは作品の質が下り、内容も空虚で、優秀な漫画家やクリエーターが育たない原因になっている気がしますが。

  7. 匿名 より:

    劇場版は短い尺の中でテーマを集約しないといけません。
    銀河鉄道999のテーマは星野鉄郎の思春期の成長物語です。
    最初子供だった考えからメーテルとの旅での経験により大人へと成長して行くのが描かれています。時には直接的に、時には象徴的に。
    ハーロックやエメラルダスは鉄郎が危機の時に必ず助けてくれます。物語的には唐突に現れて去って行く。
    子供の頃に観てた時はただカッコよく思ってただけでしたが、何度か観てると少し違和感を覚える様になりました。都合良すぎないか?
    でも何度も観る内に、あぁ、ハーロックも゙エメラルダスもメーテルも大人の象徴なのだなと。
    人生においても要所で小さな危機、大きな危機に関わらず誰かが助けてくれることがあります。
    この物語は鉄郎の旅を通して若者の人生における理想の生き方、成長を象徴的に示したかったのかもしれない。

  8. 匿名 より:

    2時間にまとめたにしては良くできてる
    これは市川崑が大胆に編集し直したのが大きい
    そして音楽が素晴らしい
    作画は当時としては画期的なくらいのクオリティなはず
    外人は古いものでも時系列とか考えずに評価するから最近のアニメと比べて作画が良くないなどと言っているのだろう
    あと色んな作品、エピソードなどを寄せ集めて詰め込んでるから矛盾などもあったりする
    例えは鉄郎の母親の身体が時間城の剥製とメーテルの身体の2個存在してる事になってたり(どちらかが複製って事にも出来るが
    松本零士作品はドラマティック展開を優先させるために設定がおかしくなる事も多く続編もそんな感じ

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