【海外の反応】「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」の評価は!?

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「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」はアメリカでは、1994年にレーザーディスク版がリリースされ、その後にVHS版が発売された

日本ではOVAとして、1992年から1998年まで全7話が発売された

横山光輝の「ジャイアントロボ」をアニメ化
世界征服を企む秘密結社BF団の悪事を、国際警察機構のエキスパートである少年・草間大作が、ジャイアントロボを操って阻止しようとする姿が描かれる
監督は「機動武闘伝Gガンダム」の今川泰宏

完結までに5年半もかかった大作OVA「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」
果たして海外ではどういう評価をされているのか?

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「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」

近未来、夢のエネルギー源であるシズマドライブの恩恵で、人類は未曾有の繁栄を遂げていた
しかし、その裏側では世界征服を企む秘密結社BF団と、それを阻止しようとする国際警察機構のエキスパートたちがしのぎを削っていた

南京でシズマドライブの発明者・シズマ博士は、BF団のエージェントに追われていた
国際警察機構の銀鈴と鉄牛は博士を保護しようとするが、BF団の怪ロボットに追い詰められてしまう
あわやという時、貨物船から草間大作が操るジャイアントロボが現れ、ロボットを撃退した

保護したシズマ博士は黒いアタッシュケースを抱えており、その中には1本のシズマ管のサンプルが収められていた
何かに怯えたように口をつぐむシズマ博士
一方その頃、パリでは市街地が寸断され、全てのシズマドライブが停止してしまい…………

原作は横山光輝の「ジャイアントロボ」

草間大作を演じるのは山口勝平
銀鈴は島本須美
監督・脚本は今川泰宏

海外の評価

アメリカでは「Giant Robo the Animation: The Day the Earth Stood Still」のタイトルでリリースされた

GIANT ROBO – Anime Trailer.1 | AFENBO ✤O•G•P•A•F✤ | [HD–1080|60.FPS] [Winter 2007].

現時点でのIMDbのスコアは7.9/10

メディアの評価

THEM Anime Reviews

ジャイアントロボは見る前から絶賛されていました
ある批評家などはこれまでに作られた中で最高のOVAだと、はっきり言いました
ここまで絶賛されると逆に不安になりますが、今回はそれが真実かも知れません
私は多くのアニメやOVAを見てきましたが、この作品は確かに特別で稀有なエンターテインメント作品の1つです
ドラマを盛り上げる音楽は素晴らしく、アニメーションはカラフルで滑らかで他のOVAと比べても最高の品質です
監督・脚本の今川泰宏は確かな手腕で、作品全体を指揮します
このシリーズが売り上げ不振で、第1話から生き残るのに苦労し、完成までに10年近くかかったとは信じがたい
誰もが見なければならないアニメの名作リストがあるとしたら、この作品は間違いなくリスト入りするでしょう
おそらく私が今まで見た中で、最高のOVAです
5/5

Media Reviews and Discussion

地球上でもっとも偉大なOVA
この作品は私のお気に入りで、マンガやアニメにおいてもっとも影響力のあるクリエイターの1人である横山光輝へのオマージュとして、様々なレベルで上手くいっているが、何よりもドラマとして成功している
「ジャイアントロボ THE ANIMATION」はもう絶対に実現しない種類の作品です
完成までに7年近くを要したセルアニメーションの大作
横山光輝のほぼ全作品への賛辞
この作品は真の古典として歓迎されるべきであり、老若男女問わずアニメファンなら必見です

Nefarious Reviews

ジャイアントロボの問題の原因は戦士たちにある
超怪力、テレポート、神の武器、不死など、彼らは非常に強力なので、そもそも巨大なロボットが必要なのか疑問に思います
登場人物たちはジャイアントロボをビッグ・ファイアに対する切り札だと説明しますが、これらの戦士たちは助けを必要としませんし、もちろん子供の助けなど必要ありません
スタッフは大作を削除するか(残す場合は脇役にする)、あるいは戦士たちの強さを下げるかするべきでした
とはいえジャイアントロボは古いアニメを見るような楽しみがあり、音楽も素晴らしい
アニメーションのクォリティは今でも通用します
ノスタルジーを味わいたい昔からのアニメファンは、この作品を愛するでしょう
評価:2.5/5

Alternate Ending

このシリーズは私がこれまでに見た中で、もっとも洗練された高級作品の1つです
表向きは「ジャイアントロボ」は、横山光輝が1967年から1968年にかけて描いた同名の漫画シリーズを原作としたものです
しかし、今川監督は横山のキャリア全体から登場人物を集め、ほぼ新しいストーリーに落とし込みました
「ジャイアントロボ」は最高のエピソードで終わっていますが、最初から十分に楽しい体験です
今川監督の昔ながらのデザインへのこだわりは、このシリーズに時代遅れの雰囲気を与えていますが、それにより古典的な名作の風格も醸し出しています
私はアニメの専門家ではありませんが、評価される価値のある作品だと分かります

Forbes

レトロなメカアニメの傑作
原作の横山光輝氏を知らない人のために説明すると、彼は日本の漫画の三大「神様」の1人です
その3人とは手塚治虫、松本零士、横山光輝です
監督の今川泰宏は物語とキャラクター描写に対して見事なアプローチをとっており、このOVAシリーズをとても優れたものにしています
ジャイアントロボはBlu-rayで入手可能で、アニメ愛好家なら見逃せません

一般視聴者のレビュー

「私が今まで見た中で最高のアニメシリーズ」

「見事で、鮮やかで、びっくりするほど凄いです。皆さんもジャイアントロボを見てください」

「スーパーエージェント、邪悪な天才、飛行船、巨大ロボットなど、私が好きなものがたくさん入っています。全エピソードがリリースされるまでに、何年もかかったことだけが残念」

「今川泰宏とその仲間たちは昭和の巨匠・横山光輝の膨大な漫画作品を精査し、様々なキャラクターを集めてオペラを作り上げた。必見です」

「悪役が格好よくて、超人たちが対決するシーンはワクワクした。ただし、ジャイアントロボの活躍シーンは退屈だった。おそらく私は少数派だと思います」

「私は最初から夢中になりました。ジャイアントロボは予想外の傑作でした。この作品には素晴らしいスタイルと、新しいことに挑戦する大胆さがあります」

「60年代後半の日本の作品への素晴らしいオマージュ。この作品の登場人物は、全て横山光輝の他のシリーズから取られています。私はイタリアに住んでいますが、その頃の作品をたくさん見ました。ジャイアントロボを見たら、ぜひウェブでキャラクターたちの詳細を調べてみてください」

「このアニメはわずか7話ですが、ロボットアニメが好きな人には本当に素晴らしい作品です。美しいアニメーション、ドラマチックな音楽、見事なストーリーなど、このOVAの全てに間違いなく価値があります。ぜひお勧めします」

「ジャイアントロボは最高のアニメシリーズの1つに違いありません。私はこのシリーズを何百万回も見ているが、全く飽きない。10/10」

「レトロな未来を舞台にヒーローと悪役が戦い、巨大ロボットも登場。AKIRA、エヴァンゲリオン、もののけ姫、攻殻機動隊と並んで、私のもっとも好きな日本のアニメーションです」

「素晴らしいアニメーションの傑作。ジャイアントロボは70年代の心を持った90年代のアニメです。ロボットはガンダムなどと違ってレトロですが、それがまたいい! ヒーローが死ぬ時は、本当に悲しかった。真のクラシックの名作です」

「これがアニメの全てだ。『ジャイアントロボ THE ANIMATION』は心に残るキャラクターと素晴らしいストーリーが満載の、強烈に魅力的なアニメです。今すぐ、これを見てください」

「この作品のことを誰も話題にしないことに、私は激しく腹を立てています。私がこの作品のことを知ったのは、『真ゲッターロボ 世界最後の日』の最初の素晴らしい3つのエピソードの監督を調べたところ、これが彼のもっとも評価の高い作品であることが分かったからです。そうでなければ危うく、これだけの傑作を見逃すところでした」

「全てのシーンに情熱と心が込められており、全体が視覚的に素晴らしい。ストーリーを語るのに十分な尺がなかったのが残念ですが、それは終始素晴らしかったです」

「横山光輝のキャリア全体に敬意を表し、全3巻の漫画を6年かけて見事にアニメ化/再解釈した作品。それは美しいです。横山氏の作品にもっと詳しくなって、もっと理解出来たら良かったのにと思います」

「90年代は手描きアニメーションにとってある種の黄金時代であり、ジャイアントロボは全てが鮮明で活気に満ちています。お勧めします」

「私は銀鈴の究極の運命に異議を唱えますが、それでこのシリーズが台無しになったわけではありません。ジャイアントロボはもっとも視覚的に優れたものの1つで、信じられないほど面白い」

「20世紀初頭に最高の想像力を全て具現化した、横山光輝の作品へのオマージュ。奇跡のOVAです」

「10年ぶりに見返しましたが、その魅力は全く失われていません。今でも私のお気に入りの1つです」

「私はアニメに興味がなく、このシリーズを見たのも気まぐれからでした。非常に楽しい時間を過ごせました。もっと注目される価値があります」

「これは確かにGガンダム(大好き)の監督の作品に違いありません。こんな傑作を今頃になって見たのが、少し恥ずかしい」

「私はジャイアントロボのVHSビデオを続けてレンタルし、第6話のとんでもない結末までとても楽しんだ。ところが第7話はいつまで経ってもリリースされませんでした。その間に私はエヴァンゲリオンなどに目移りし、すっかりこのシリーズを忘れてしまいました。10年以上が経って、ようやく私は全話を見ました。アニメーションは一流で、壮大な音楽は素晴らしい。このシリーズは今でも、全く色褪せていませんでした。そのことが確認できて、本当に嬉しかったです」

「アニメのピークは1992年に達成されていた。宝物を見つけたような気分だ」

「YouTubeでPVを見て、一週間後にはBlu-rayを購入していました。これは絶対的な逸品です!」

「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」をAmazonビデオで視聴

「トップをねらえ!」はアメリカでは、1990年3月にビデオでリリースされた 日本では1988年から1989年にかけて、全6話のOVAと...
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コメント

  1. 匿名 より:

    >原作の横山光輝氏を知らない人のために説明すると、彼は日本の漫画の三大「神様」
    >の1人ですその3人とは手塚治虫、松本零士、横山光輝です

    横山光輝を、三国志、水滸伝など大作の括りで仮に漫画の神様に入れるとしても(聞いたことはないが)、松本零士を漫画の神様というのはあり得ないでしょう 松本零士に匹敵する人気作品書いた漫画家は結構いる

    • 匿名 より:

      手塚と並び称されるという意味では、まず水木しげる。横山光輝。そこから、石森章太郎、赤塚不二夫、さいとうたかお…と続いていくかな?
      ジャンルそのものを作った点と、師弟関係、世代を基準にすれば。
      そう考えると、昔ながらの番付表って格付けって点で面白いな。あるいは、イベントの席次やテロップの名前の順番w 実社会でもあるけど。

    •   より:

      石ノ森章太郎をさておくかは問題だけど、社会現象を起こした漫画家という意味なら、ヤマト、999から千年女王あたりの人気ぶりはすごかったけどな

  2. 匿名 より:

    まず日本じゃ漫画の神様は手塚治虫1人(好き嫌いの問題じゃなく)が普通で
    3大とかあまり言わないね

    松本零士も偉大だけど神より下扱いのレベルなら永井豪とか藤子不二雄とかたくさんいるしなぁ

  3. 匿名 より:

    昔会社の先輩に勧められた作品
    ロボットアニメ嫌いって言ったのに三国志と水滸伝が好きなら観とけ言われた。

    個人的にはかなり面白くて楽しめた。

  4. 匿名 より:

    「銀河英雄伝説」「トップをねらえ!」「ジャイアントロボ」
    この3つは伝説的3三大OVAだと個人的に思ってる

  5. 匿名 より:

    水田麻里のコミック版の終わりはシズマ関係者のすれ違いが少なく爽やか?に終わるのでovaより好きだな

  6. 匿名 より:

    日本の漫画家から神様3人選べってなったら、手塚治虫・赤塚不二夫・石森章太郎かな……ただこれだとトキワ荘組に偏りすぎなんで、石森を抜いて関西・劇画代表でさいとうたかをを入れてもいいか

    • 匿名 より:

      赤塚不二夫はマスコミが盛んに持ち上げたけど当時の漫画としては寡作で漫画家引退が早ったから、あまり評価は出来ないな〜 社会的な現象を起こしたのだったらあしたのジョー、巨人の星、ベルサイユの薔薇だの幾らでもある 漫画家というよりタレントかな

  7. 匿名 より:

    1話はBGMを先に作ってからアニメを合わせるって手法をとってるので
    非常に見ごたえがあります
    サントラCDは全部買いましたが、レコード会社が何度か変わっています
    7話のサントラだけ東芝EMIで録音レベルが低く音が小さいのが不満
    1話のジャイアントロボ登場のシーンのBGMと
    2話の爆走!一清と楊志
    5話のビッグファイアのテーマが好き
    1990年代前半はバブルの余韻が残っていて、さらにはソ連崩壊の余波で
    東側諸国の国立楽団を安く使えるということでフルオーケストラでのアニメBGMが
    多かったサントラマニアの私にはとてもいい時代でした

  8. 匿名 より:

    一時期吹奏楽の演奏会やコンクールではこのアニメの曲がよく使われていた。
    それくらいよく出来た(楽器の各パートを上手く演出できる)曲だった。
    耳コピで覚えてしまうくらい。、

  9.   より:

    手塚飛び抜けてる以外は、神様だらけなんだよな
    誰かを入れると、誰かが落ちて、三大なんてとても決められない

  10. 匿名 より:

    当時LD持ってた。GinReiも…。
    絵も音もゴージャスなシリーズで、敵味方ともに魅力的なキャラが多かったけど個人的には戴宗が好きだったな。
    バシュタールの悲劇が悲劇として伝わってこなかったのだけが残念。