Netflix「ザ・カンファレンス」ネタバレ解説 殺人鬼の正体は!?

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Netflixオリジナルのスウェーデン映画「ザ・カンファレンス」が配信された

研修旅行で片田舎を訪れた自治体職員たち
彼らはそこで狂気の殺人鬼に襲われて…………

職場コメディとスラッシャー映画をブレンド
誰が殺され、誰が生き延びるのか?
犯人の正体やその動機は?

海外サイトなどを参考にして解説してみた
もちろん全てが正しいかどうかは分からない
あくまで一つの解釈だと考えて欲しい

なお映画のネタバレ全開なのでご注意を!!

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「ザ・カンファレンス」

その日、コーラレンゲンの町の自治体職員一行は、一台のバンで研修旅行へ出発した
上司のインゲラとプロジェクト・マネージャーのヨナスはご機嫌だった
長年携わった計画であるショッピングモール建設の起工式が、いよいよ明日行われるのだ

和やかな雰囲気のメンバーの中で、リーナは浮かない顔だった
激務で体を壊し休職していた彼女は、最近復職したばかりだ
一見華やかなショッピングモール建設だが、地元の人々の多くは反対し、様々な問題が山積みになっていた

一行は人里離れたホリディ・ヴィレッジというキャビンに辿り着いた
そこで彼らは携帯を取り上げられ、チームビルディングゲームとしてイカダを作ったり、ジップラインで高所から滑り降りたりさせられた
そうして職員たちが研修にいそしむ中で、キャビンでは異変が起こっていた
従業員の姿が次々と消えているのだ
異常に気付いた従業員の1人が仲間を探していると、大きなマスクをかぶった不気味な男が姿を現して…………

ショッピングモール建設計画

研修を抜け出してリーナは、ヨナスの部屋へ忍び込み、彼のノートパソコンを調べる
そこには驚くべき秘密が隠されていた
ヨナスがリーダーとなって進行しているショッピングモール建設計画
イケアなど多くの一流店が出店すると、ヨナスは説明していた
しかし、実際には一社も出店契約が結ばれていなかった
このままではショッピングモールは大失敗に終わる

だが、ヨナスの狙いはショッピングモールを失敗させることだった
そうして地価が下がった土地を、バックマン・クルーン社が買いたたく
ことが公になる前に、ヨナスはバックマン・クルーン社に転職
ヨナスはすでに雇用契約まで結んでいた

さらにヨナスは農家のパウルソンとの契約書に、リーナの署名を偽造していた
その書類にはパウルソンやその家族への補償の記載がなかった
パウルソン一家は土地を無料で取り上げられたのだ
そんな契約書にリーナが同意するはずがない
ヨナスはリーナに激務を押し付け、ついには休職にまで追い込んだ
そして、彼女が休んでいる間にリーナの署名を偽造したのだ
リーナはそれらの証拠のデータをUSBメモリーにコピーし、これを警察に渡すとヨナスに告げた

殺戮

その頃、ショッピングモールのマスコット「ソーティス」のマスクをかぶった殺人鬼が、ホリディ・ヴィレッジの職員を次々と殺害していた
殺人鬼の真のターゲットは、キャビンに泊まる自治体職員たちだった
そのために殺人鬼は彼らの携帯電話を森に捨て、インターネットを無効にし、木々にワイヤーを張り巡らせ、用意周到に準備していた

そうして、まずはカイがジャグジーの中で殺された
次にインゲラが旗竿に吊るされた
職場のリーダーである彼女を吊るしたのは、見せしめの意味もあった

皮肉なことにリーナは、ヨナスと一緒に逃げる羽目になった
2人は研修で作ったイカダで逃げたが、ヨナスは自分の不正の証拠が入っているUSBメモリーを渡せと言ってきた
リーナがしぶしぶ渡すと、ヨナスは彼女を湖に突き落とした

殺人鬼の正体

アネットは殺人鬼の正体がフランスだと察した
フランスは元同僚で、環境破壊となるショッピングモールの建設に反対し、怒りのあまりインゲラの腕をペンで刺した
アネットは友人であるフランスに、ここへ来ることを教えていたのだ
しかし、殺人鬼と対峙し、彼のマスクを外した時、そこに現れた顔は全くの別人だった
驚愕しているアネットの頭を、殺人鬼は刃物で刺した

生き残ったメンバー(ナジャ、エヴァ、アミール、トールビョルン、リーナ)は、メインキャビンに集まっていた
アミールはそこにあった新聞の記事から、殺人鬼の正体はパウルソンの息子(名前は明かされていない)だと気付いた
パウルソンは金銭的な補償もなしに自治体に強制的に土地を取り上げられ、家畜小屋で自殺した
首を吊っているパウルソンを最初に発見したのは彼の息子だった
その後、「農民の権利のために戦い抜く」と彼は新聞のインタビューで答えた
そうして自治体の職員が現地を訪れると知った彼は、職員全員を殺害する計画を立てた
その目的は父親の復讐、そしてショッピングモール建設計画を中止に追い込むことだった

犯人の最期

リーナとアミールはジップラインを使って、湖の反対側に逃げようとした
だが、犯人はそのことを予測し、事前に罠を仕掛けていた
アミールはリーナをかばい、尖った木の杭に激突して命を落とした

一方、エヴァとトールビョルンは殺人鬼に追い詰められていた
そして、絶体絶命のところで行方不明だったナジャが現れ、起工式で使う予定だった金のシャベルで、殺人鬼の首を斬り落とした

森の中をさまよっていたリーナは、皆の携帯電話が入った鍵付きのボックスを見つけた
ボックスをこじ開け、リーナは警察に連絡した
すると突然、ヨナスが襲い掛かってきた
ヨナスは他の被害者と同様にリーナに死んでもらって、口封じをするつもりだった
だが、今のリーナはヨナスに屈しなかった
リーナはヨナスの額の傷に指を突っ込み、頭皮を引きはがした
ヨナスはそのまま動かなくなった

救急車とパトカーがホリディ・ヴィレッジに殺到し、生存者たちの手当てをしていた
担架の上でリーナは、何があったのかと警官に訊かれた

「能力開発研修だったんです」

殺人鬼と遭遇したことで、皆が助け合い能力をフルに引き出した
これ以上ない研修になったことは疑いようがない
そして、ヨナスも死んだ今、ショッピングモール建設計画は中止で間違いないだろう
殺人鬼は目的を果たしたのだ

Netflixオリジナルのスウェーデン映画 研修旅行に出発した自治体職員一行は、狂気の殺人鬼に襲われて………… 田舎で殺人鬼に次々と...
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