Netflixオリジナル映画
アレックスは亡き母親との約束で、10代の頃に書いた人生の目標リストを実現しなければならなくなるが…………
家族の絆と新しい恋
優しくて心暖まるコメディ
10代の頃に書いた人生のやりたいことリスト
それを実現するために奮闘するアレックスの姿が、コミカルに描かれる
主演のソフィア・カーソンは魅力的
恋愛要素もひねりがあって面白かった
何より家族の絆に心暖まる
見れば前向きな気持ちになれる良作
予告編
作品情報
作品名「ライフリスト」（原題The Life List）
監督：アダム・ブルックス
キャスト：ソフィア・カーソン、カイル・アレン、セバスチャン・デ・ソウザ、コニー・ブリットン
上映時間：123分
制作国：アメリカ（2025年）
ざっくりあらすじ
最愛の母親が亡くなり、悲しみに暮れるアレックス。そんな彼女に弁護士のブラッドは、1枚のDVDを渡す。そこにはアレックスが10代の頃に描いた目標リストを実現して欲しいと願う母親の姿があった…………
感想（ここからネタバレ）
母と娘の絆に感動…………
「ライフリスト」
アレックス・ローズは教師の仕事をクビになり、母親エリザベスの会社で働いていた
恋人のフィンはレコード店で働いている
優秀な兄2人に引け目を感じてはいるが、アレックスは今の生活に満足していた
母親が亡くなった
エリザベスはアレックスにとって特別な存在だった
悲しみに暮れるアレックス
兄2人とアレックスは法律事務所に呼び出された
弁護士のブラッドがエリザベスの遺言書を読み上げた
誰もが母親の会社を継ぐのはアレックスだと思っていた
ところが指名されたのは長男ジュリアンの妻キャサリンだった
愕然とするアレックス
そんな彼女にブラッドは、1枚のDVDを渡した
DVDには元気な頃のエリザベスが映っていた
今のあなたは自分を見失っている
エリザベスはそう言うと、1枚の紙を取り出した
それはアレックスが10代の頃に書いた「人生でやりたいことリスト」だった
そのリストを全て達成したら、アレックスに遺産を譲るとエリザベスは言うのだが…………
作品解説
原作はロリ・ネルソン・スピールマンの小説「幸福を見つける20のレッスン 本当のわたしを取り戻す12ヶ月」
監督は「ラブ・ダイアリーズ」のアダム・ブルックス
アレックス・ローズ
30代の女性
教職をクビになって、母親の会社で働いている
母とは最高の親友のような関係
今の生活にそれなりに満足していたが…………
演じるのは「フィール・ザ・ビート」「セキュリティ・チェック」のソフィア・カーソン
エリザベス・ローズ
アレックスの母親
娘の幸せを願って、DVDを残すが…………
演じるのは「私は世界一幸運よ」などのコニー・ブリットン
ブラッド
若手弁護士
ローズ家の遺産相続を担当
アレックスがライフリストを達成できるかどうかを見届けるが…………
演じるのは「名探偵ポアロ：ベネチアの亡霊」などのカイル・アレン
ライフリスト
「人生の目標リスト」
10代の頃に書いてすっかり忘れていたそれを、アレックスは達成しなければならなくなる
社会に役立つようになる
車の免許を取る
タトゥーを入れる
月の光を弾けるようになる
良い教師になる
真の愛を見つける
リストにはたわいもないものから、実現困難なものまで様々だった
映画ではその1つ1つに取り組むアレックスの姿がコミカルに描かれる
この作品を見て思い出したのはジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの名作「最高の人生の見つけ方」
こちらは余命半年を宣告された2人が、“棺おけに入るまでにやっておきたいこと”リストを実現しようとするハートフルストーリー
ロマンス
本作はロマコメとしても楽しめる
優しくて誠実な弁護士ブラッド
自信家で頼りになるギャレット
アレックスは2人の間で揺れ動くことになる
そんな三角関係の行く末も見どころ
母と娘の絆
家族の中でも特別な関係だったアレックスと母親のエリザベス
2人は親子であり親友だった
最初はリストに振り回されていたアレックス
だが、リストを達成していくたびに、彼女は成長していく
そして、亡き母の深い愛情を知るようになる
母との絆
自己実現していくことの大切さ
そして、最後にアレックスは真の愛を見つける
予定調和だが清々しいラストだった
まとめ
単なるロマコメではなく、様々なテーマが込められた作品
特に家族のドラマには心暖まった
テンポも良くて退屈しない
ハートフルな映画を好きな人には、かなりお勧め
Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/the_life_list
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/399451
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