
「銀河英雄伝説」は日本では、1988年から2000年にかけてOVA本伝110話、外伝52話がリリースされた
田中芳樹による人気小説「銀河英雄伝説」をOVA化
遥か未来、人類は銀河帝国と自由惑星同盟に分かれ、終わりのない戦いを続けていた
二つの勢力は微妙な均衡を保っていたが、帝国のラインハルト・フォン・ローエングラムと同盟のヤン・ウェンリーの出現により、大きく歴史が動き出し…………
いまだに根強い人気を誇る「銀河英雄伝説」のOVAシリーズ
果たして海外ではどういう評価をされているのか?
「銀河英雄伝説」
遥か未来、宇宙に進出した人類は銀河系を二分する社会体制を構築していた
片や専制政治で統治された銀河帝国、そして民主政治を敷いている自由惑星同盟である
両陣営の戦争は実に150年を経過していた
しかし、帝国のラインハルト・フォン・ローエングラムと同盟のヤン・ウェンリーの出現により、戦局は大きく動き出し…………
原作は田中芳樹の小説「銀河英雄伝説」
ラインハルトを演じるのは堀川亮
ヤンは富山敬
キルヒアイスは広中雅志
アッテンボローは井上和彦
監督は石黒昇
海外の評価
アメリカでは「Legend of the Galactic Heroes」のタイトルで知られている
現時点でのIMDbのスコアは9.0/10
メディアの評価
Movie Critic
「銀河英雄伝説」は宇宙戦闘はあるものの、アクションはほとんどなく、エイリアンも登場しません
全110話を通して、このシリーズは未来の人類の歴史全体を描くことに注力しています
2人の主人公、ヤン・ウェンリーとラインハルト・フォン・ローエングラムは実に特異な存在です
まるで陰と陽のように全く異なる性格でありながら、戦略立案においてはどちらも比類なき才能を発揮します
もっとも注目すべき人物はヤン・ウェンリーです
彼はまさに史上最高のアニメキャラクターの1人であり、稀有な才能を持った提督であり、誰もが共感できる素朴で謙虚で思いやりのある人物です
彼の言葉の中には、名言が多い
シリーズには退屈なエピソードも多く、ある程度は省略されるべきでした
またラインハルトの姉はシーズン1では主要な役割を果たしますが、それ以降は忘れ去られます
それに最後のシーズン4には失望させられました
シリーズでもっとも秀逸なのは、ヤンとラインハルトが初めて対面し、政治体制について語り合う第54話です
このアニメは決して忘れ去られるべきではありません
3/4
THEM Anime Reviews
「銀河英雄伝説」ほど人間の本質を的確に描いたアニメは、そう多くありません
見る前は「キャプテンハーロック」のような作品を想像していましたが、全く違いました
まさに隠れた名作です
銀英伝の神髄は、真に素晴らしいストーリーにあります
登場人物は誰もがそれぞれに目的を抱えています
そのスケールはまさに壮大です
キャラクターでもっとも興味深いのは、2人の主人公です
同盟軍のヤン・ウェンリーは優れた戦術家で、このシリーズにおける社会への洞察や哲学的な思索の源泉であり、度を越したのんびりとした性格です
一方、帝国軍のラインハルトはヤンよりも野心家で、ゴールデンバウム王朝の打倒を目指しています
とはいえ、他のキャラクターが退屈だということは、決してありません
物語は文字通り数百、あるいは数千もの登場人物の目を通して描かれます
登場人物一人ひとりに語るべき物語があり、銀英伝は宇宙の多様な姿を見事に描き出しています
このシリーズに唯一不満があるとすれば、覚えにくいドイツ語の名前がたくさんあることぐらいです
可愛い女の子、巨大ロボット、格闘アクションなどを求めるなら、他の作品をお勧めします
魅力的なキャラクターが登場する、綿密に練られたドラマを求めるなら、このシリーズを見れば間違いありません
5/5
視聴者のレビュー
「久しぶりに見た最高のシリーズ。このスペースオペラに並ぶものはありません。銀英伝はいくら称賛しても言葉が足りません。キャラクターが本当に素晴らしく、ストーリーは特定の政治的見解に偏らないよう注意深く構成されています。アニメーションは標準的ですが、この作品で重要なのはストーリーとキャラクターです。全体的にこのアニメは真の傑作です」
「もっとも素晴らしい物語のひとつ。これに匹敵するものは、ほとんどありません」
「SFファンの皆さん、本当に素晴らしいシリーズです。私が大好きな『宇宙戦艦ヤマト』よりも、さらに素晴らしい作品だと思います。スケールの大きさ、キャラクターの深み、細部へのこだわりは信じられないほどです。字幕版しかリリースされていませんが、夢中になれます。絶妙なタイミングで流れるクラシックも、素晴らしい雰囲気を醸し出しています。戦争はどちらの側にも大義があります。善と悪の境界線を曖昧にしているところが素晴らしい。唯一残念なのは、DVDやBlu-rayを入手することが、非常に困難なことです」
「これは私の歴代アニメトップ5の一つとして永遠に残るでしょう。私のお気に入りのキャラクターはヤン・ウェンリーですが、ラインハルトも素晴らしいです」
「魅力的なスペースオペラ。2015年に北米でのリリースが決定したので、手頃な価格のボックスセットが店頭に並ぶことを期待しています」
「このシリーズは、私がこれまで見てきた多くのアニメシリーズとは大きく異なります。戦争の両陣営の多くのキャラクターに共感し、異なる視点から物事を見ることが出来ます。これは西洋の作品では非常に稀なことです。とはいえ欠点がないわけではありません。まずアニメーションがかなり粗雑です(資金不足?)。また未来の描写がかなりお粗末です。テレビ電話や自動運転を除けば、多くのものが80年代後半とほとんど変わっていません(人々はインクとペンを使って、紙に手書きしています)」
「あなたは偉大な書物に匹敵するアニメを見たことはありますか? この銀英伝こそがそうです」
「このシリーズで展開される社会的な論評は興味深く、中でも際立っているのは、暴君がいかにして権力を握るかという点です。腐敗した民主主義と人道的な専制政治のどちらが優れているかという問題も興味深い。どちらにも長所と短所が存在します。つまり、このシリーズは視聴者に特定の側を選ばせるような、一方的な物語ではありません。複雑で知的な社会批評であり、様々なことを考えさせられます」
「史上最大のスペースオペラ」
「壮大な作品ですが、全110話というボリュームは見るのにかなり忍耐力が必要です。テンポも遅いです。80年代の作品ということもあり、私は少し疲れてしまいました。作品のコンセプトに興味があり、長さやペースを気にしないのであれば、見る価値があります」
「銀河英雄伝説は史上最高のアニメの一つです。あらゆるテレビ番組の中で、もっとも脚本が優れています。帝国と同盟、どちらにも魅力的なキャラクターが登場します。これは史上もっともリアルなスペースオペラと言えるでしょう。まるで本物の戦争を見ているようです。アニメーションは貧弱ですが、脚本がそれを補っています。銀河英雄伝説はもっと多くの人に見てもらうべきアニメです。全110話と長く、吹き替え版もありませんが、それでも見る価値があります」
「人生で見た中で最高のもののひとつ。ひと言でいえば傑作です」
「このシリーズは上映会やファンの口コミによって広まりました。壮大なスケールで、もはや伝説といえる作品です。ほとんど誰も見たことがない最高のアニメシリーズです。シリーズの長さを考えると、アメリカで吹き替え版がリリースされることはないかも知れません。それだけが残念です」
「私はリブート版である『銀河英雄伝説 Die Neue These』を見て、とても気に入りました。続きが気になったので、古いオリジナル版を見てみることにしました。これは軍事ものであると同時に、2人の英雄の伝記でもあります。シリーズ全体を通して投げかけられる社会的な批評と問いが素晴らしい。30年前の作品なのでアニメーションと音楽は凡庸と言えるかもしれませんが、このシリーズの焦点はストーリーにあります。非常に興味深い物語が展開され、見ごたえ満点です」
「これは私が今まで観たアニメの中でも最高の作品の一つだと断言できます。メッセージは力強く明確です。どの時代でも、人間の行いは変わらない」
「『銀河英雄伝説』はまさにオールドスクールアニメの逸品と言えるでしょう。様々な点で他に類を見ない傑作です。長大なSF小説シリーズを、原作にほぼ一字一句忠実に映像化した作品はほとんどありません。壮大なスケールの物語にふさわしく、このアニメには数百もの登場人物が登場します。にもかかわらず、メインキャラクターの圧倒的多数は非常に魅力的です。このアニメがレトロアニメファン以外にはあまり知られていないのが残念です」
「ひと言でいえば素晴らしい。でも、ラインハルトがあらゆることを成し遂げた後、治癒不可能な病に侵され命を落としたことだけは納得いかない」
「宇宙版ゲーム・オブ・スローンズ。本作は権力に関する永遠の問い、そして権力者が他者や自身をどのように操り、どのように正当化するのかが描かれています。『善vs悪』の構図ばかりの西洋の作品よりも、はるかに奥深いシリーズです」
「これはシェイクスピア風の古典的傑作と言えるでしょう。このシリーズは決してどちらか一方に偏ることなく、視聴者に何が正しいのか判断させるという素晴らしい仕事をしています。私のお勧めは、まず『わが征くは星の大海』を見て、次に『新たなる戦いの序曲』を見ることです」
「優れたSFシリーズ。アメリカで公式の字幕版を配信する取り組みが行われているようですが、エピソードが多すぎるため難しいでしょうね」
「35年前のアニメとは思えないほど、今でも十分に通用する作品です。腐敗した民主主義と人道的な独裁政治。どちらがより良い社会なのか? こうした議論は見ていて面白く、視聴者は多くのことを考えさせられるでしょう。スターウォーズやゲーム・オブ・スローンズと比較することもできますが、この傑作は私が今まで見た中で最高のフィクション作品の一つであり、全てのアニメファン必見です」
「人生で観たアニメの中で、間違いなく最高の作品の一つです。私のお気に入りはオーベルシュタインです。なぜ彼が一番好きだったのかは自分でも分かりませんが、声優も素晴らしかったです」
「本当に優れたフィクションは、文学作品に匹敵すると思います。このシリーズは『スター・ウォーズ』と『戦争と平和』が融合したような作品で、最初の数話ですっかり夢中になりました。私はあるクライアント(大のSFファン)にこの作品をお勧めしようとしたのですが、『帝国の逆襲』よりも楽しめたと言ったところ、鼻で笑われてしまいました。まるでアニメが西洋の映画やドラマに匹敵するはずがないと言わんばかりでした。本当に残念です。これは間違いなく私が今まで見た中で最高のシリーズであり、最高のフィクション作品です」
「あなたがSFファンで、壮大なスペースオペラを求めているなら、銀英伝を見れば間違いありません」
「銀河英雄伝説」をAmazonビデオで視聴


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コメント
銀英伝の2つの強大な悲劇
それはアメリカ人の間の旧版の知名度の無さと
日本人の間の新版の評判の無さである
銀英伝持ってるわ、新版は持ってないけど
銀英伝、実は見る順番がややこしいんよ
最初にOVA外伝2期(螺旋迷宮)見てOVA外伝1期に戻り白銀の谷見た後に
OVA外伝2期の叛乱者・決闘者・簒奪者を見た後OVA外伝1期の朝の夢、夜の歌・千億の星、千億の光を続けて見、OVA外伝2期の第三次ティアマト会戦を見た後OVA外伝1期の汚名を見てから
劇場版 わが征くは星の大海を見る
その後にOVA1期の一話を見てから劇場版 新たなる戦いの序曲を見、OVA1期の三話からOVA4期まで見ると話が繋がるんよね
この作品に限った事ではないけど、物語内の時系列順より作品の発表順に見る方が自分は好み
別にややこしくない
プロローグである劇場版を見て全110話の本編を見て過去編である外伝を見て
その流れで劇場と本編に戻って来て好きなだけ無限ループすればええんや
外伝も円盤では時系列順に入ってるから迷う事はないぞ
現実&現代でもロシアのプーチンなんかマジで同盟のトリューニヒト政権まんまやし、それにこの作品の原作が生まれたのがソ連崩壊前と言う先見性ありすぎ
週末にレンタルで借りて嫁と一緒に数話ずつ見た思い出