
「バケモノの子」は日本では、2015年7月11日に劇場公開された
細田守監督による4作目の長編アニメ映画
人間界の渋谷とバケモノ界の渋天街を舞台に描かれる「新冒険活劇」
ある日、バケモノ・熊徹に出会った少年・蓮は強さを求め、バケモノの世界へ行くことを決意
蓮は熊徹の弟子となり、九太という新しい名前を授けられるが…………
細田守が原作も担当した「バケモノの子」
果たして海外ではどういう評価をされているのか?
「バケモノの子」
ある日、身寄りのない9歳の少年・蓮は、渋谷を一人でさまよっていると、バケモノの熊徹と出会う
『強さ』を求めていた蓮は熊徹を追って、バケモノの世界「渋天街」へ迷い込んでしまう
熊徹は蓮を見込みがあると判断し、「九太」と名付けて弟子にした
2人は性格がまるで合わず、事あるごとに衝突
しかし、修行の日々を重ねるうちに、いつしか親子のような関係が結ばれていった
それから8年、九太は逞しく成長したが…………
熊徹を演じるのは役所広司
九太(少年期)は宮崎あおい
九太(青年期)は染谷将太
楓は広瀬すず
猪王山は山路和弘
多々良は大泉洋
原作・監督・脚本は細田守
アニメーション制作はスタジオ地図
海外の評価
アメリカでは「The Boy and the Beast」というタイトルで公開された
現時点でのIMDbのスコアは7.6/10
ロッテントマトの批評家支持率は90%、観客支持率は88%
メディアの評価
Sydney Morning Herald
細田監督は手描きアニメーションとCGを巧みに組み合わせて、見ごたえある映像を作り出しています
またバケモノたちのデザインは魅力的です
全体として素晴らしい視覚的なセンスと独創的なストーリーが組み合わされ、日本のアニメーションが他と一線を画していることを証明しています
3/5
Irish Times
想像力豊かに描かれた「渋天街」を活用し、細田監督は忠誠心、家族の絆、偏見といったテーマを探求しています
熊徹と九太が互いに切磋琢磨する様子には、「ベスト・キッド」などの格闘映画を彷彿とさせる魅力が散りばめられています
4/5
Globe and Mail
「バケモノの子」は美しい作品だが、登場人物の描写が不足している
2.5/4
ChrisStuckmann.com
「バケモノの子」は細田監督の名声をさらに確固たるものにし、日本のアニメーションには明るい未来が待っていることを、心から信じさせてくれる作品だ
評価:A
Sydney Morning Herald
アニメーションは見事です
キャラクターと背景は豊かで、日本的な美学が感じられます
一方でストーリーは非常に不均一な印象でした
3.5/5
RogerEbert.com
「バケモノの子」は手描きアニメーションとCGを印象的に融合させ、アクションアドベンチャーとして成立させた作品であり、細田監督の人間に対する愛情が端々から感じられる
また壮大なアクションシーンと繊細なシーンを細田監督は巧みに演出し、観客を感情豊かに喜ばせる作品になっている
3/4
Austin Chronicle
「バケモノの子」は「ベスト・キッド」と日本の民話を融合させた作品です
物語の中心にあるのは熊徹と九太の絆です
一貫して優れたアニメーションと、日本の神話にインスパイアされた王道のストーリー、高木正勝による見事な音楽に彩られた、大スクリーンで見るのにふさわしいアニメ大作です
2.5/5
Flick Filosopher
これはひねりのないありきたりな英雄物語だ
美しく魔法のような映像がいくつかあるが、本物の感情や新鮮なストーリーの欠如を補うことはできない
あくまでアニメファン向けの作品だ
The Playlist
「バケモノの子」は見ていて楽しく、ところどころ独創的な要素もあり、若い視聴者はきっと気に入るでしょう
しかし、最終的には物語的にも感情的にも物足りない作品になってしまいました
評価:C
Seattle Times
魅惑的ではあるが、やや疲れるアニメ寓話「バケモノの子」は、細田守の最新作です
この物語の様々な登場人物の執着は、劇中に登場する「白鯨」のエイハブ船長の狂気を彷彿とさせます
一方で素晴らしい手描きのアニメーションは観客を魅了します
アニメファンだけではなく、良質なファンタジー物語を愛する人なら誰でも、「バケモノの子」を楽しめるでしょう
3/4
Arizona Republic
「バケモノの子」は全ての大人を魅了するほどの洗練されたストーリーではないかも知れませんが、青春の真っ只中である10代の若者にとっては、得難い体験となる可能性を秘めています
3.5/5
観客のレビュー
「ファンタジー、青春物語、格闘技を融合させ、印象的なアクション、美しいアニメーション、記憶に残るキャラクター、そして感情に訴える物語を備えた素晴らしい冒険物語となっています」
「素晴らしいビジュアルと魅力的なストーリー。自信を持っておすすめします」
「ありきたりなファンタジー要素は、細田監督が作品全体を通して人間の精神性を演出することで正当化されています。作品で学ぶ教訓と登場人物たちのダイナミックな関係性は、流れるような美しいアクション満載のアニメーションによって強化されています。細田監督の最高傑作の一つであり、少年の爽やかな成長物語になっています」
「全体的に美しく楽しい映画です。しかし、色々と盛り込みすぎて、少し過負荷に感じる時もありました」
「『千と千尋の神隠し』の家出少年版として始まったこの作品は、印象的なアニメーションと独創的なストーリーによって、私たち自身の内なる『バケモノ』を深く探求するものへと変化していく。とはいえ演出は最高とは言えず、細田監督は少し手に負えないことをしてしまったのかも知れない」
「先に言っておきますが、この映画は監督の他の作品ほど良くありません。前作のような感情的な共鳴がなく、クライマックスも盛り上がりません。奇妙な世界に観客を放り込む映画は大好きですが、今回は途中でルールを勝手に作り上げているように感じました。とはいえ前作までがどれも傑作ぞろいだったので、たまにはこういった肩の力の抜けた冒険ものも良いと思います」
「史上最高のアニメ映画の1つです。アニメ初心者にもお勧めです」
「心温まる魅力に溢れた『バケモノの子』は、視覚的に印象的なだけでなく、素晴らしいアクションとファンタジーを提供します。結末は安っぽく、期待していたほど盛り上がりませんでしたが、それでも十分に傑作だと思います」
「とても感動的で大好きでした!」
「印象的な映像、心を掴む感動的なストーリー、そしてアニメ映画の中でも最も記憶に残るキャラクターたちが登場するこの日本映画は、まさに傑作です」
「期待したほどではありませんでした。スタジオジブリ作品と似たような印象で、オリジナリティが欠けていました」
「『バケモノの子』は間違いなく美しい映画です。嬉しいことに英語吹き替えも良かったです」
「とても良い作品ですが、間違いなく細田監督作の中ではもっとも弱い作品です。『おおかみこどもの雨と雪』のレベルには達していません」
「映画の前半は素晴らしかった。ところが、この映画は180度方向転換して、前半と後半が分断されたように感じさせる。非常に期待外れだった」
「『おおかみこどもの雨と雪』に続き、細田監督は家族関係を探求しています。本作は『千と千尋の神隠し』の世界で、『ジャングル・ブック』と『美女と野獣』が融合したような作品です。前作以上に心を揺さぶる作品であり、宮崎駿作品の偉大さに匹敵します」
「最後の4分の1が少しぎこちなくなるまでは素晴らしい映画でした。細田監督の最高傑作ではありませんが、それでもしっかりした作品です」
「素晴らしいアニメーションとストーリー。バケモノの子が大好きでした」
「かなり型にはまったアニメ映画ではあるものの、『バケモノの子』は人間とは何かを真に描いた心温まる物語です。前半は引き込まれるような戦闘シーン、息を呑むような映像美で、素晴らしい出来栄えです。しかし、中盤でやや停滞し、残念ながら映画全体の面白さが損なわれます。けれど、後半は再び盛り上がりを見せ、素晴らしい戦闘シーンと、感情に訴えかけるような結末で観客を満足させてくれます。『バケモノの子』は真の自分を決して手放してはならないという戒めの物語であり、心から楽しめるアニメです」
「この映画は細田守監督が現代のアニメーション界で、最高の映画監督の一人であることをさらに証明しています」
「物語は力強く始まりましたが、途中から勢いを失い、ありきたりなアニメに陥ってしまいました」
「素晴らしい作品だが、何かが物足りない」
「第二幕がメインストーリーと上手くつながっていないという欠点はあるものの、全体的には素晴らしい映画でした」
「この映画が大好きでした。登場人物が素晴らしく、最初から最後まで完全に魅了されました。間違いなくお勧めです」
「息を呑むようなアニメーションと独創的なストーリー、そして愉快なキャラクターが融合した作品です。この映画のあらゆる瞬間に、私は息を呑んだり、泣いたり、笑ったりして、夢中になりました。唯一の欠点はプロットにいくつかの穴があり、悪役が十分に描かれなかったことです。それでも楽しい作品でした」
「『バケモノの子』は視覚的にも楽しめる、魅力的な作品です。しかし、残念ながら最後の3分の1で自滅してしまいました」
「『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』といった素晴らしい作品群で、世界中のアニメファンの注目を集めてきた細田監督は、常にこのジャンルに斬新で畏敬の念を抱かせる何かをもたらしてきた。しかし、残念ながら本作は、細田監督の過去の作品と比べて明らかに劣っている。問題点の1つ目は九太と熊徹以外のキャラクターが薄っぺらいこと。2つ目に悪役である一郎彦に魅力が欠けている。3つ目は後半でいきなり出てくる楓が、あまりにもご都合主義的なキャラクターだということだ。この映画には気に入った点も多いし、アニメーションの質も素晴らしい。過去作が傑作ばかりだっただけに、期待が大きすぎたのかも知れない」
「初めて観た細田作品でしたが、本当に楽しめました。バケモノの視点から、子供の成長を遊び心たっぷりに描いた素晴らしい作品です」
「『バケモノの子』は、心を揺さぶる日本のアニメ映画です。冒険、ミステリー、感動、クールな戦闘。このような映画に期待する全てが揃っています。私は昔から日本のアニメが好きで、この作品も期待を裏切りませんでした」
「前作『おおかみこどもの雨と雪』では母性とそれに伴う試練や心痛を描いていましたが、『バケモノの子』ではそれを一転して、父性に焦点を当てています。幻想的な設定と優れたキャラクターを駆使し、この映画は細田監督が一流のストーリーテラーであることを改めて証明しました」
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