Netflix「アトラス」ネタバレ感想 ついに本格的ロボット・アクション映画が登場!!

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Netflixオリジナル映画
かつて人類に反乱を起こしたAIロボットを捕えるために、分析官のアトラスは未知の惑星へ出発するが…………

ド派手なバトル満載のロボット・アクション映画
ジェニファー・ロペスがロボット嫌いの分析官を熱演

海外の批評家の評価があまりに低くて(ロッテントマトで17%)、全く期待せずに見た

正直、めちゃくちゃ面白かった!!

確かにAIの反乱というストーリーはありがちだし、主人公のアトラスも人間不信でとっつきにくい
ぶっちゃけB級作品だ
しかし、とにかくロボット・アクションが凄い
AIとアトラスとの掛け合いも面白かった
ストーリーも絶体絶命の連続で、エンタメのツボをきっちり押さえている
アトラスの相棒となるAIのスミスのキャラが良すぎる
次第に信頼関係を築いていくバディものとしても楽しめた
敵役のシム・リウのキャラも良い
2時間、全く退屈しなかった
まさに、こういうのでいいんだよという感じ
「パシフィック・リム」などロボットものが好きな人には絶対にお勧め!!

予告編

『アトラス』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「アトラス」(原題Atlas)
監督:ブラッド・ペイトン
キャスト:ジェニファー・ロペス、シム・リウ、スターリング・K・ブラウン、グレゴリー・ジェームズ・コーハン、マーク・ストロング、エイブラハム・ポプーラ、ラナ・パリラ
上映時間:118分
制作国:アメリカ(2024年)

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ざっくりあらすじ

アトラスは優秀な分析官だが、AIも人間も大嫌いだった。ある時、かつて人類に反乱を起こしたAIテロリストであるハーランの居場所が特定された。部隊はハーランが潜伏している未知の惑星へ出撃。それにアトラスは同行するが…………

感想(ここからネタバレ)

批評家の評価、マジで低すぎ…………

「アトラス」

近未来、人々の生活にAIは溶け込んでいた
だが、AIロボットであるハーランが、人類に反乱を起こした
その反乱で300万人の死者を出した後、ハーランは宇宙へ逃亡した

それから28年が経った
ICNの分析官であるアトラス・シェパードは優秀だが、極度の人工知能嫌いだった
そして、科学者の母親を殺したハーランを憎んでいた

ある時、ハーランの部下であるAIロボット・カスカが捕獲された
アトラスはカスカを尋問し、ハーランが惑星GR-39に潜んでいることを突き止めた
上層部の命令はハーランを生け捕りにすることだった
急いでアーク・スーツ部隊が編成され、アトラスも同行することになった

惑星の上空まで辿り着いた
アーク・スーツ部隊が降下しようとしたその時、いきなり船がハーランからの襲撃に遭い…………

作品解説

監督は「カリフォルニア・ダウン」「ランペイジ 巨獣大乱闘」などのブラッド・ペイトン

巨大化したゴリラと狼とワニ、そしてドウェイン・ジョンソンが激突する四大怪獣映画 怪獣映画でロック様が主役というだけで、頭空っぽにして楽しん...

アトラス・シェパード

ICNの優秀な分析官
かつてハーランに科学者の母親を殺され、AIを憎んでいる
ハーランの捕獲に同行するが…………

演じるのは「アウト・オブ・サイト」などのジェニファー・ロペス
本作では製作も兼任
ほとんどがロボットの中での一人芝居という難しい役を熱演している
Netflix映画では「セカンド・アクト」「ザ・マザー 母という名の暗殺者」に出演

Netflixオリジナルでジェニファー・ロペス主演のロマンチック・コメディ 全米では「アクアマン」「バンブルビー」などと同じ週に公開された...
Netflixオリジナル映画 凄腕の暗殺者だったマザーは愛する娘に魔の手が伸びた時、再び銃を手に立ち上がるが………… ジェニファー・...

ハーラン

アトラスの母親が生み出したAIロボット
人類に反乱を起こし、大勢の人々を殺害した
必ず戻ってくると言い残し、宇宙へ逃亡したが…………

演じるのは「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のシム・リウ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の第25作目 新たなヒーロー、シャン・チーの活躍が描かれる 魅力的なキャラクターに数々...

スミス

アトラスが乗り込んだアーク・スーツのAI
最初は機械的だったが、アトラスに影響されて次第に口が悪くなる(笑)

機械との対話というシチュエーションは「ナイトライダー」を思い出した
スミスは非常に良いキャラ
極度のAI嫌いのアトラスが、次第にスミスと信頼関係を築いていくところが、本作の見どころのひとつ
冷酷なAI・ハーランとの絶妙な対比にもなっていた
何としてでもアトラスを守ろうとする健気な姿がいじらしい
最後の別れのシーンでは、不覚にも感動

低評価

現時点でのIMDbのスコアは5.6/10
ロッテントマトの批評家支持率は17%、観客支持率は54%

この「アトラス」という映画、超大作なのにかかわらずヤバいほど評価が低い
批評家も観客も両方がけなしている
退屈、ありきたり、見た目も酷いと散々な言われよう
確かにAIの反乱など手垢のついた題材だし、人間不信のアトラスも感情移入しにくい
AIが日常的に使われるようになってきた現代で、今さらこのストーリーはないというのも分かる

でも、ただのエンタメにそんな高尚なテーマ、本当に必要!?
お約束ってことでいいんじゃないの!?

一方でこの映画を高く評価している観客も多い
そういう人のほとんどは絶賛である
どうやら「アトラス」はかなり好みが別れる作品のようだ

ロボット・アクション

ロボットが登場するSF映画は多い
しかし、ロボットに人間が乗り込み操縦する実写作品は少ない
有名なのは「ガンヘッド」「パシフィック・リム」ぐらいだろう

この「アトラス」はやってくれた
全編、ロボット(アーク・スーツ)が大活躍
見ている間、ワクワクが止まらなかった
しかもバトルシーンが満載
ロボット操縦気分を存分に味わわせてくれる
これこそ「ガンヘッド」で見たかったものだ!!
技術の向上などで、ようやく時代が追いついた感がある
貴重なロボット・アクション映画というだけでも、本作の価値は高い
批評家の評価はボロカスだが、ぜひヒットしてシリーズ化して欲しい!!さすがに無理そう…………

まとめ

ついに「パシフィック・リム」に続く満足のいくロボット・アクション映画が登場
本当に大ヒットして、次のロボットものに繋いでほしい
個人的には必見作
サンライズがアニメ化してくれないかな…………

Atlas (2024) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/atlas_2024
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/394901

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